日本語パートナーズ記@マニラ

日本語パートナーズ フィリピン3期として9カ月間の活動を経験。大学では国語学を専門にやっていましたが、キャリア的には背水の陣。

滞在95日目:健康に関する考察

 僕はもともとそんなに体が弱いほうではありません。不可抗力的にインフルエンザにかかったりはしますけれど、基本的に風邪とかでダウンはしないほうです。もちろん日本では、の話ですね。

 こちらに来てから随分と色んな症状を経験しました。一番ひどかったのはもちろん病院にかかった件*1ですが、ちょくちょく喉の調子は悪くしています*2。特に頻発して実に辟易しているのは、我慢しがたいひどい吐き気です。

 

  昨日も午後の授業中に吐き気がひどくなり、中座してそのまま戻ることができませんでした。2-3度トイレで戻したあとに、学科で休ませていただいたことで回復しましたが、症状はいつも通りという感じです。

 こちらに来てから嘔吐したのは今度のを入れて5回です。序盤こそ、生活の不慣れとか調子に乗って食べ過ぎたのが原因だろうと思っていたのですが、今回のも含めた直近の2回は食べ過ぎていたとは全く思えないのです。疲れがたまっていたフシはなくもありませんが、それにしても……。と、ここ1ヶ月ばかり謎を感じていましたが、ここにきてどうやら吐き気がおこる場合の共通点を見出すことができました。

 

 これまで僕が嘔吐を催すときには、必ず直前の食事でアヒルの卵を口にしているのです。調理法は、単なるゆで卵、Salted Egg、バロットとさまざまですが、思い返せばすべての場合に登場しているので、これが原因という説が濃厚になってきました。鶏卵は普段から食べていますが、大きな問題にはつながっていないようです。

 他の方ともシェアしていますので、卵といっても腐っていたりということは考えにくいです。従ってアヒルの卵自体、僕の体に合わないと考えるべきであるような気がしてきています。それが日本人としてあまり食べないものだから合わないのか、個人の体質として合わないのかは分かりません。アヒル卵特有のアレルゲンももちろんあるでしょうが、アレルギーなら2-3度吐いたくらいでは収まりませんよね。

 憶測の域は出ませんので、しばらくは控えてみようと思います。落ち着いて理由をはっきりさせる意思が固まったら、試みにバロットに噛り付いてみて、それでだめなようなら確定ということになります*3

 でもよく考えたら、前回の滞在でバロットを食べたときに吐き気に襲われた記憶はありません。いうまでもなく、アヒルの卵もおいしいですので、できれば食べたいのですけどね。まあこういうアクシデントも旅の楽しみです。

 なんて書くとアヒル卵への風評被害みたいですが、正直言ってフィリピンでは珍しい食べ物も多くありますので、人によっては合わないものもけっこうあると思います。僕の場合それがたまたまアヒル卵だったというだけの話です。念のため。

 

 とはいいながら疲労が蓄積されているのもどうやら事実です。来週の火曜日には3コマ分(2種)の発表とフィリピノ語のテストとがありまして、楽しみながらもけっこう忙しい日々を送らせていただいていますので、体には負担をかけないようにしていきたいですね。

*1:参照滞在38日目~43日目:熱にうかされる

*2:主に部屋で付けっぱなしのクーラーによります。暑いからというのももちろんありますが、一度喉のために控えていたらスーツにカビが生えて以来、部屋にいる間は常に電源を入れています。日本ではまず使わないので体がまいっているというわけです。

*3:根が科学信奉者なので、こうした場合にもやっぱり対照実験をしてみたくなります。吐くのもそんなに楽ではないので、もちろん気分としてはやりたくありません。