日本語パートナーズ記@マニラ

日本語パートナーズ フィリピン3期として9カ月間の活動を経験。大学では国語学を専門にやっていましたが、キャリア的には背水の陣。

PCあれこれ

 全然関係ない話ではありますが、個人的にPCを新調しました。といってもこれまでに使っていたラップトップ*1を使わなくなったというわけではなく、自宅にデスクトップを設置したというだけの話でして、ちょっと動きの速いモデルを安く購入しましたので、これまで以上にいろいろな作業がしやすくなるだろうと思っています。

 PCということで言いますと、僕は海外に行くときには必ずラップトップを携えていっています。そもそもほとんどのケースが旅行じゃなく、留学や研究に関わることですのである意味当然なわけですが、それでも周りのメンバーにはスマホしか持ってきていなかったりとか、タブレットで事足れりとしたりする人も見られました。今回のパートナーズにおいてもそれは同じで、PCの代わりにiPadあたりを使っている方もありましたが、僕としてはやはりノートPCはあったほうが良いと思っています。

 

 今はずいぶんPCも安くなり、そんなに高い額を出さずとも普段の生活に支障の生じない程度のスペックを手に入れることはできます。もっとぶっちゃけて言いますと、ラップトップでありさえすればそんなに選ぶ必要はないんじゃないかなと思ったりもします。

 ただしパートナーズの活動ということを考えますと、Word、Excelに加えてPower Pointもやはり欠かせないでしょう。JF本部でちょくちょく課せられる報告会でもプレゼンのスライドを作りますし、特にUPでの文化紹介の大半はPPTのスライドをプロジェクターで投影して説明する形式のものでした。

 

 以前僕が使っていたラップトップは、WordとExcelだけ入っていてPower Pointがないモデルでした。なぜか1年くらいでぶっ壊れた*2ので結句大きな問題はありませんでしたが、それでも不便を感じることは多々ありました。その時に代用として使っていたのはGoogleスライドという機能(というかアプリケーション)でした。これはGoogleのアカウントを取得すればだれでも無料で使えるもので、ほかにも「ドキュメント」「スプレッドシート」なるものもありますので、MicrosoftのOfficeがなくても書類作成などの作業はこれで可能なわけです。

 無料であることとかオフラインでも作業可能なところとか、使い方によっては大変便利な代物なわけですが、困ったことに世間のスタンダードは先に挙げたMicrosoft Officeであり続けています。Googleスライドで作ったファイルも多少の互換性はありますが、フォントとか細かい仕様はどうしてもずれてきます。実際使ったことはありませんが、比較的安価なKingsoftも同じような状況と僕は認識しています。

 Mac*3だとまた別のソフトがあったりするのかもしれませんが、ともかく活動するに際してはプレゼンソフトの1つくらい入れておかないと結構不便します。

 

 それから案外重要なのは接続端子についての問題です。

 フィリピンでプロジェクターを使用するときに、必要となった端子はいわゆる「D-sub」と言われているものでした。僕も詳しいことはわかりませんが、この規格はちょっと古いものらしく、現在はHDMI端子が主流になりつつあるということらしいですが、D-subがラップトップにあるとどこでも問題なくプロジェクターを使用できる印象です。

 前に使っていたラップトップ(すぐ壊れたやつ)はその端子がなかったがためにプレゼンで使えず、やむなくほかの方のをお借りするという事態に陥ってしまったことがあります(なおこれもフィリピンでの話)。

 まあHDMIしかなくても間にコンバータみたいなのを取り付ければ接続は可能ですが、それがなかった場合のことを考えるとD-sub搭載のモデルを選んだほうが良いかもしれません。

 

 それらしいことをダーッと書いてみましたが、僕はパソコンに関する知識をほとんど持ち合わせていません。もちろん世代が世代ですからそれなりに使うことはできます*4が、あまり細かいこととかスペックがどうとかいうことはほぼ理解していないのです。まあ目先の基準として、すでにあげたような点に目を向けてみるのもひとつアリかもしれないと思いますので載せておきます。

 ともかくも僕が言いたいのは、ノートPCは持って行ったほうがいい、ということです。

*1:日本語ではもちろん「ノートパソコン」と言いますが、海外では通じないので僕は日本語でもこう呼ぶようにしています。

*2:半年くらいから立ち上がりが鈍くなり、1年を迎えることにはIEが動かなくなる珍事に見舞われました。

*3:僕が初めて使ったPCはMacでした。言うまでもなくWindowsMacとは案外仕様が異なっていまして、そもそもキーボードの配列からして若干違っているのですが、高校生までずっとMacユーザーであったが故に両方対応できるようになったのは幸いでした。

*4:僕はデジタルネイティブと言ってもよい世代に属すると思いますが、高校時代すでにスマホが台頭し始めていたこともあってか、却ってPCリテラシーのない人が周りには多い印象です。