日本語パートナーズ記@マニラ

日本語パートナーズ フィリピン3期として9カ月間の活動を経験。大学では国語学を専門にやっていましたが、キャリア的には背水の陣。

滞在4日目:再会で始まりを知る

 今日は朝から、こちらでお世話になる先生との顔合わせがありました。実を言いますと、今回僕がお世話になる先生とは顔見知りでして、「お久しぶりです!」と再会を喜ばせていただきました。
 顔合わせと言ってもただ挨拶をするだけではなく、初対面ですのでIce Breakingのレクリエーションをしました。お互いの共通点を書きだしたり、それぞれの学校をアピールす歌を作ったり、こういうのあまり得意でないのですが、場が和みましたし会話のきっかけとなったことは確かです。日本語の授業をする時にも取り入れないとなぁ。
 そのあとは「パートナーズ」の位置づけについて誤解がないよう、全体で確認をしました。まず大前提として、パートナーズは自分たちだけで日本語を教えてはならず、もし先生が急用で抜ける場合があっても、先生に指示された一部のパートをやるくらいに留めなくてはなりません。やや俗っぽい言い方かもしれませんが、僕らが日本語を教えても単位には認定されないわけですからね。逆に言うと、授業外でクラブとか勉強会を開く場合はその限りでないということになります。
 

 


 昼食はフィリピンではおなじみのジョリビーです。基本的にはマックと似たようなファストフードなのですが、幅広く扱いがあります。今回はみんなで朝食を食べるために、基金の方がご準備くださったものでミートソーススパゲティとチキンのセット。

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こう、なんというか、決して高級なものではないのでチープな味わいなのですが、それがよいですね。スパゲティはかなり甘めですから人を選ぶかもしれませんが、現地ではよく浸透した食べ物です。

 午後はTTについて考えました。残念ながら僕のつく先生はご多忙でお帰りになってしまったので、代わりに別の学校の組にお邪魔することとなりました。ちょっと口を出しすぎたので反省していますが、それでも授業のやり方について新しいアイデアを得ることができましたのでとてもよかったです。
 特に明言されたのは、パートナーズと先生との連携です。パートナーズの役割として、ネイティブの発音を聞かせるというのももちろんありますが、単なるテープレコーダーであってはならないのです。そのあたりを考えて、ふさわしい授業を構築することが各学校での課題となりそうです。

 ともかくもよいセッションでした。他の学校の先生とお話しできたのが何よりうれしくて、「是非うちにもおいで」と言っていただけたのは(よし社交辞令だとしても)喜ばしい限りです。